なんちゃって太極拳

アレクサンダー・テクニークの本に、
「アドリブ太極拳」
というエクササイズが出てくる。

なめらかな動きの感覚を知るためのもので、
動きの型や順番はない。

はたから見たら、
「なんか様子がおかしい人」
に見えそうな動きだけれど、
やってみると何を目指しているのか
なんとなくわかる気はする。

ただ、実際の太極拳を
過去にほんの少しだけ習ったことがあるので、
こういう動きをしていると太極拳が懐かしくなり、
型が恋しくなってくる。

といっても、当時、結局ほとんど
型を覚えることさえできなかった。

ちなみにカルチャーセンターのようなところで
簡化二十四式を教わっていた。30年近く前の話。

いまだったらYoutubeで動画があげられているかな?
と思ってさがしたら当然のことながらあった。
丁寧に説明してあるチャンネルも見つかった。

30年前にこの動画があったら
どんなにありがたかっただろう。

当時、直接教えてくださっていたのは
師範的な立場の先生だったと思うけれど、
楊名時先生も一度いらしたことがある。

準備運動的な「スワイショウ」の段階で
自分のそれとはまったく別物だと感じた。
比べるのもおこがましいけれど。

アレクサンダー・テク二ークのアドリブ太極拳と、
本物の太極拳とでは
おそらく目的が異なるだろうけれど、
本物の太極拳のほうも少しやってみたいな……
と思うきょうこのごろ。

といっても、どこかに教わりに行くのではなく、
自宅で、動画を頼りに。

もうこういう習い事に
お金をかけられる状況ではない。

若い頃だってお金があったわけではないが、
自己投資のバランスの問題がある。
何にどうお金をかけるかは
年代によって変わってくると思う。

自己流でやると何をどうしても
「なんちゃって太極拳」
になってしまうが、
とりあえず一度やっているので、
動画だけでもある程度のことは
できるような気がしている。
膝には気をつけつつ。

二十四式全部覚えなくても
最初や途中の一部分でも
型としての意味が
あるのではなかろうか?

そのうち、
アレクサンダーとの違いも
わかってくるかもしれない。

というわけで、
動画を見る時間もふくめて
「太極拳関係」という項目を
毎日やること表に加えたのだった。