頸椎ヘルニアの経験をふりかえる

私は2015年2月に頸椎椎間板ヘルニアを発症した。

 

その少し前くらいから

首を横に倒したときに痛みを感じるようになっていて、

一応人並みに肩こりや首こりはあるほうだから、

その延長かなぁ、なんて思っていた。

 

ところがある朝、左肩から左腕のあたりに

これまで経験したことのないような痛みが生じて目が覚めた。

 

矛盾した言い方になるが、

「強い鈍痛」と表現をしたいような痛み。

確か手持ちの鎮痛剤を飲んだと思うが、効果はなかった。

 

どうにもこうにも身の置き所がなくて

救急車を呼ぼうかと思ったくらいだったが、なんとか耐えて、

以前、娘がお世話になった整形外科へ歩いて行くことにした。

 

道路の事情でタクシーでは行きにくいところだったので、

なんとかがんばって20分ほど歩いた。

 

レントゲンを撮ってもらったところ、

首の骨と骨の間が狭くなっている……と、

言われたような気がするけれど、よく覚えていない。

 

で、ヘルニアかどうかを確認するため、

MRIのある医療機関を紹介され、

予約をとってもらい、タクシーで向かった。

首固定のカラーをつけて。

 

結果を聞けたのは6日後。

やはりヘルニアだったらしい。

原因はわからないとのこと。

 

ひっこむのに3ヶ月くらいかかるそうだが、

薬の処方と首固定のカラーだけでなんとかなるようで、

手術やリハビリは必要ないらしく、その点はほっとした。

 

最初の1週間くらいはそれなりに痛みが続いたが、

だんだんとおさまってきて、

発症して1ヶ月あまりたつとだいぶラクになった。

 

薬を少しずつ減らしていき、

首固定カラーをはずしてよくなったのは

5月頃だったと記憶している。

これが夏じゃなくて本当によかったと思った。

 

その後は再発することもなく、現在にいたっている。

 

なぜ発症してしまったのか原因はよくわからないが、

加齢というのは要素として大きいのかもしれない。

 

また、パソコンの前に座っている時間が長くて

同じ姿勢を続けていたことや、

メタルラックのスライド棚にパソコンを置いていたので、

知らず知らずにその上のバーにおでこをおしつけていて、

首に妙な負担がかかってしまったのかもしれない。

 

そしてもうひとつ、心あたりがある。

もしかすると、発症の最後のひとおしをしたのは

前日にネットで調べて自己判断でやった

体操だったのかもしれない。

 

肩こりや首こりの延長だと思って体操をするうち、

やってはいけない動きをしてしまったのではなかろうか。

 

実際にどうだったかはわからないけれど、

とにもかくにも、いつもとは違ったことが起きたとき、

自己判断で余計なことはしないほうが無難かもしれない、

ということを学んだ体験となった。