ミニマリズムと防災対策

2019年春からミニマリズムに気持ちが向かい、

この数ヶ月間、部屋の在り方を根本的に見直している。

 

その作業の一環として

防災グッズ置き場の整理をしたことをきっかけに、

防災対策についてしばらく考え込む時間があった。

 

実際の震災の様子を記録した動画や

シミュレーション動画を見ていると、

巨大地震に対しては

なすすべなしという無力感におそわれる。

 

しかし、どのレベルの地震が来るかはわからないので、

せめて、なんとか対応できる地震がきたときには

なんとか対応したい。

 

というわけで、なんとかすべくあれこれ考えて

少しずつ準備をしている。

 

今回は、ミニマリズムとの関連性について考えてみたい。

 

私自身はミニマリストではないし

実際に震災といえる経験はしていないので

あくまでも想像だけれども、

ミニマリストの震災時のメリットとデメリットについて、

一般的に何が言えそうか考えてみた。

 

そうしたところ、メリット2点と、

デメリットになるかもしれない1点を 思いついた。

 

メリットは何かというと、

まずなによりも地震が起きたその瞬間に、

家具が倒れたり物が落ちてきたりして

けがをする可能性が低いだろうということ。

家具やモノそのものが少ないから。

 

もうひとつのメリットは、

少ないもので暮らし慣れているので

震災後の不便さが少ないのではないか、

ということ。

 

では、デメリットになるかもしれない1点は何かというと、

場合によっては「トイレ対策」に弱いかもしれない、

ということ。

 

ごみ袋はあるだろうけれど、吸収剤になりそうなもの、

たとえば新聞紙などを置いていないと思うし、

段ボールなどもないだろうから。

 

だから、この際、災害用の簡易トイレグッズは

用意しておいたほうがいいかもしれない。

 

ちなみに私はだいぶ前に購入したのだが、

どうやら使用期限切れらしい。

 

使用期限が書いてあるのに

製造年月日が書かれていない不思議な商品。

 

でも、使用期限が5年間のものを

7年前に買ったのだから、

使用期限は切れているだろう。

 

どのような根拠で5年かはわからないけれど。

 

災害時のトイレといえば、

以前、避難所運営訓練に参加したとき、

災害時用トイレの場所と仕組みを知って

よく考えられているなぁと思ったものだった。

 

しかし、避難所に入れる人数を考えると、

わが家が避難所生活をする可能性は

低いだろうとも思った。

 

そうなると基本は在宅避難となるので、

トイレ対策も自宅で考えておいたほうがよさそう。

 

自分が住んでいる地域の災害時の推定値を調べたら、

比較的障害率が高いのは上下水道だとわかった。

 

飲み水のことはもちろん頭にあり

ある程度の日常備蓄を心がけているけれど、

意外と下水道のことを

忘れてしまいがちかもしれない。

 

というわけで、

災害対策は身体に入れるものと同じくらい、

身体から出るものについても考えておきたいと

あらためて思う。

 

もうひとつ今回発見したことは、

必要があって買ったけど

使い切れなかった衛生用品の類は

災害用の荷物に入れておけばいいということ。

 

たとえば、大きな絆創膏の残りや

キズパワーパッドの残り、

私が目の近くをけがして眼帯を買ったときに

ついていたけど結局使わなかった洗浄綿など。

 

箱から出して中身だけ小袋に入れれば

かさばらないし。

 

これらを衛生用品を入れていた引き出しから

非常持ち出し袋に入れ替えて少ししたころ、

私が指をけがしてさっそくキズパワーパッドを使った。

 

でも、非常持ち出し袋自体を

すぐに出せるところに置いていたので、

不便はなかった。

 

こういうとき、非常持ち出し袋の中身の

取り出しやすさの確認にもなる。

 

災害用品についてはまだまだ検討中だけれど、

機会があるごとに、少しずつ見なおしていきたい。

 

なお、普通の生活も

それこそミニマリズムもそうだけれど、

防災対策をするうえでも大切なことは、

自分の場合はどうしたらいいかを

自分で考えなくてはいけないということだと

今回あらためて感じた。

 

もちろん、専門家のアドバイスや

経験者の話を参考にすることも大切だけれど、

自分にとって何が必要で何が大切かは

自分で考えなくてはわからない。

 

たぶん、その考える時間、

考えること自体にも

意味があるのだと思う。