メタルラック3棚分を手放す

2019年の春からミニマリズムに気持ちが向かい、

モノを手放すことに拍車がかかっているきょうこのごろ。

 

今回手放したなかで大きいものは、メタルラック3棚分。

高さ120cmくらいの中棚1つと、高さ180cmくらいの大棚2つ。

 

ミニマリズムに気持ちが向かう前から、

メタルラックはなんとかしたいと思っていた。

 

理由は3つ。

 

まず、大棚は移動させるのがとても大変だということ。

9年ほど前、マンション内引っ越しをしたとき、

何よりも大変なのがこのメタルラックの大棚の再設置だった。

 

マンション内引っ越しなので、

業者さんは頼まず姉に手伝ってもらったのだけれど、

一度分解して運べるとはいえパーツにもそれなりに重量があるし、

横板を取り付けて立ち上げる作業にへとへとになったのを覚えている。

 

手放すのであれば次に引越すときがよい機会だけれど、

今度いつ引っ越すかわからないし、

できれば体力があるうちに対応しておきたかった。

 

2つめの理由は、防災対策。

 

大棚は突っ張りポールで天井に支えてもらってはいたとはいえ、

大きな地震がきたとき派手に倒れるものがあるとしたらこれだと思っていた。

 

東日本大震災のとき私が住んでいる地域(東京都内)は震度5弱で、

そのときには並べていた本だけ落ちて、本体は大丈夫だった。

しかし、震度6や7となるときびしいかもしれない。

だから、なくてすむならそれにこしたことはないわけであり。

 

3つめの理由は、掃除が大変そうに思えて結局ほとんどやらなかったから、

埃まみれになってしまったこと。

 

ワイヤー仕立てで面構成ではないぶん、

一度埃がたまると掃除のハードルが上がる。

(何かよい方法があるのかもしれないが)

 

マメに掃除する人ならいいけれど、そうじゃない私みたいな人には

メタルラックは向いていないかもしれない。

 

なお、マンション内引越しをする前は

大棚はポール8本で3列使いにしていた。

これだとかなりの収容量になるが、

横板の位置関係に制限ができるので、

引越してからは4本ずつ2列で使っていた。

 

中棚のほうも、短めのポール2本を足して段差のある棚にしていた。

そういうカスタマイズができるのは便利な点だと言える。

 

というわけで、10数年使って感じた

メタルラックのメリットとデメリットをまとめると、

次のようになる。

 

メリット  → 用途にあわせてカスタマイズできる。丈夫。

デメリット → 大きなものは移動が大変。掃除がしにくいかも。

 

中棚のほうは、おもに台所横で活躍してくれていたし、

大棚のほうはわが家のメインの家具だったから、

メリットを活かして10数年ほんとうにお世話になった。

 

しかしいまはデメリットのほうが大きくなってしまった。

 

ちなみにメタルラックとしてはまだ洋服かけが残っているけれど、

これは当面使う予定でいる。

 

メタルラック3棚分がなくなったことで、

部屋の雰囲気がかなり変わった。

 

棚の中に置いてあったものの場所を変えたりしながら

何回かに分けて粗大ゴミに出していったので

部屋の様子は少しずつ変化したのだけれど、

それでもやはりあれだけ大きいものがなくなると景色が変わる。

 

大きい分、捨てるのもけっこうなお値段だった。

(分解はできるが値段はもとの大きさで計算するので)

 

売ったり譲ったりできる状態じゃないし、

できたとしてもその気力がもはやない。

 

なので、せめて捨てる気力・体力があるときに捨てるべく、

がんばってみたしだい。

 

60才までには手放そうと思っていたけれど、

今回の流れではずみがついた

 

覚悟していた分、前回ほど大変ではなかったのだが、

大変なのは解体ではなく再設置だったのかもしれない。

 

大棚のほうを分解したとき、

すっきりしてうれしいのと同時に、

なんだか少しさびしさのようなものも感じた。

 

この感覚はいままでに経験がないもので、自分でも意外だった。

 

やはり50代の片づけは、

20代、30代の片づけとは意味が違うのかもしれない。

 

しかし、70代、80代の片づけとも意味が違うと思う。

 

50代は50代でやれることがあるし、

50代なりの日々の楽しみ方があると思う。