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強迫神経症とお金のこと
タイトルに強迫神経症と書くか強迫性障害と書くか迷って、
自分にしっくりくる前者のほうにした。

最近、生活費の総点検をするなかで、
あることを思いつき、ひとりで苦笑している。

それはなにかというと、
家計簿の項目に「強迫」の欄が必要かもなぁ…ということ。
実際には設けていないのだが。

強迫神経症というのは、たとえば、
外出するとき鍵をかけたのに
かけたかどうか不安で何度も確かめるとか、
手を洗ってもまだ汚れている気がして、
洗い続けてしまうとか、
そういう症状のある病気のこと。

わかりやすい例で示したが、
バリエーションも多く、
症状は人それぞれなのではないかと思う。

かういう私も強迫神経症であり、
そのことについてブログで書いてきた。
>カテゴリー:強迫神経症

日常生活に大きく支障があるレベルではないので、
「強迫神経症気質」と自分で勝手に称しているが、
たぶんそのまま強迫神経症といってもいいのだと思う。
実際、専門家に相談したこともある。

おもな症状は加害恐怖・確認強迫なのだが、
年齢を重ねるにふえて症状も多様になってきた。
一方で、消えていったり、弱まっている強迫もある。

治ってきているといえば治ってきているし、
治っていないといえばまったく治っていないのだが、
とにかく付き合いが長いので、
なんとか折り合いをつけて暮らしている。
それができるので、「〜気質」をつけているのだった。

具体的には、確認強迫と加害恐怖を中心に、
多少の不潔恐怖、感染恐怖、縁起恐怖、
ある種の不完全恐怖などが混じっている。

そんな私の強迫観念のひとつに、
「買物中、商品を傷つけてしまったのではないか」
というものがある。

自分が手にとった商品の
隣の商品を落としたのではないか、
お肉のパックを破ってしまったのではないか、
一部を壊してしまったのではないか、
蓋を開けてしまったのではないか…と不安になり、
必要のないものを買ってしまうことがよくあるのだ。

もちろん、実際にやっていない、起こっていないことは、
どこかでわかっている。
それでも不安になるのが強迫神経症なのだ。

そうやって買ってしまった予定外のものも、
買ってしまえば消費・使用することが多いのだが、
食べきれなかったり、結局、使わなかったりして
捨ててしまったものもある。

そういうものにかけたお金がけっこうあるのではないかと、
生活費チェックをしながら思ったわけなのだった。
お金ももったいないし、ものももったいない。

また、若干の不潔強迫もあるので、
洗濯・手洗いの回数や水量が
多めになっているかもしれないし、
なんだかんだで、日々ほんの少しずつ、
強迫経費とでもよびたいものが
かかっている気がする。

それぞれは「少し」でも、積み重なれば
それなりの額になるのではなかろうか。

今回の作業のおかげで、強迫行為も少し減るとしたら、
ほんとに意味ある作業だったということになりそう。

実際、生活費の総点検をするようになって、
お金のことを考えていると、
強迫が少し弱まるような感覚を得ることがある。

強迫は、ある程度、余裕のある状態のときに
生じやすいということを、
何かの本で読んだ記憶があるし、
どこかで聞いた気もする。

いや、少なくとも経済的には
まったくもって余裕のある生活ではないのだが、
実際に余裕があるかどうかと
本人にその自覚があるかどうかは
別問題らしい。

ときどき、自分が強迫神経症なのは、神様が私に
「この人、強迫を与えとかないと呑気すぎてあぶない」
という感じで与えているのではないかと思うことがある。

とにもかくにも、
「強迫どころじゃない」状態になれば、
少し弱まるのかもしれない。

というわけで、強迫に陥りそうになったら、
お金の計算をしようと思うきょうこのごろなのだった。
 2017.10.24 Tuesday 12:16 強迫神経症 permalink